iphone対応サイトとは
iphoneはフルブラウザでの閲覧も可能ですがやはりiphoneに適したサイズで閲覧したほうが見やすいという経験から制作いたしました。
PCでの横幅は約900pxで設定されているもが多くなってきています。それに対して、iPhoneの横幅は320pxとなっています。
リキッドレイアウトとビューポート設定を理解してＤＩＶタグによる制作をすることで、PCでは横幅900px、
iphoneでは横幅320pxとＣＳＳで振り分けることが可能です。
では、なぜそういうサイトが現在で少ないのかということになると、制作サイドからすると現ＰＣサイトのデザインの再設計というところに行き着くからです。
もし、テーブルタグなどでデザインしてあるとほとんど全て新構築などとなってしまう恐れがあります。であれば、ＰＣサイトをいじるのではなく携帯サイトをもうひとつ同じものをつくりそれをiphone用にしてしまおうという考え方もあるでしょう。
docomo au softbank ３キャリア共通携帯サイトの横幅は240px。80pxほど広げればiphone用のサイトになるというわけです。ＣＭＳ等でサイト制作している場合、とりあえず見れるサイトは簡易にできあがることでしょう。たぶんそういう流れにいくのではないかと今は考えています。
現在は、スマートフォンより、携帯のほうがシェアが高い現状があげられます。但し、今年の４月か５月ぐらいにはスマートフォンが携帯のシェアを抜くだろうと予想されていますので、そのころには話題になるかもしれません。
また、iphoneにおいてはＷＥＢそのものをアプリでなんとか閲覧するという動きもあります。
オタク系などの人に尋ねれば
「ＷＥＢで云々じゃなく、iphone側でアプリを入れてなんとかするものです。」
という返答がかえってくるでしょう。
しかし、オタク系ではないほとんどの利用者は、面倒くさくなく便利なもの求めるのではないでしょうか。
とりあえず携帯サイトをではなく、サイトのiPhone化はダメでＰＣサイトのiPhone化なのか。
なぜなら、今後はiphoneだけではなくAndroid携帯・iPadやガラパゴスなどのモバイルタブレット・ブックビューアーなど様々なＷＥＢツールが出てきます。また、ブラウザもHTML5/CSS3対応のものもスタンダードになっていきます。
技術面から考えると携帯ＷＥＢはタグに<Ｆｏｎｔ>など、Ｗ３Ｃでは今後使われなくなるかもしれないタグによって構成されています。またＣＳＳにおいても＜font="" style=""＞などタグ内に記入が主流でリンクＣＳＳは使えません。
例えば、全ページにわたって文字をもう少し大きくしたい。色を変えたい。リンクの文字の変更をしたい。文字列間のpaddingを変更して見やすくしたいなどと考えたとき、全てのページごとに各文字列ごとに変更しなければなりません。
「エディターで置換をすればいいじゃないか。」
ちょっとまってください。
この文字列はブルーのままこの文字列はレッドに替えたいといいたときどうしますか。
そういうこと結構ありますよね。
やっぱり手作業になるでしょう。ちょっとした携帯ＷＥＢページならいったい何枚変更処理をしなければいけないか。
また、データ表示なんかも携帯ＷＥＢは容量の関係上かなりの制約を受けます。
データが１００件あるのにもかかわらず、１０件づつ次へ次へで表示していけば１０枚ページをめくらなければいけません。
（ページャーをつけてるとべつですが、ページャーをつけてるサイトはまだ少ないようです。）
やっぱり、顧客満足のためには、きっちっとした考えは持っておかなければいけないと考えるからです。
将来に向けて、きちっとした「iphone対応」のＷＥＢサイト構築をお考えられることをお勧めいたします。
